デカメロン

Novel by ジョヴァンニ・ボッカッチョ

Blurb

『デカメロン』は、ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集。ダンテの『神曲』に対して、『十日物語』や『人曲』とも呼ばれる。デカメロンはギリシャ語の「10日」 に由来にする。1348から53年にかけて製作された。
1348年に大流行したペストから逃れるために邸宅に引きこもった男3人、女7人の10人が退屈しのぎの話をするという趣向で、10人が10話ずつ語り、全100話からなる。内容はユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などで、それぞれ『千一夜物語』や『七賢者の書』から影響を受けている。チョーサーの『カンタベリ物語』やマルグリット・ド・ナヴァルの『エプタメロン』などに影響を与えた。
エーリヒ・アウエルバッハは、『デカメロン』の文体が、イタリア散文芸術の始まりだとする。また、古典古代以来初めて、現在の事件を描いた文体が教養のある階級を楽しませるようになったとも指摘した。

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