Palm-of-the-Hand Stories

by 川端 康成

Blurb

『掌の小説』は、川端康成の掌編小説集。「てのひらのしょうせつ」とルビが付されている場合もある。川端が20代の頃から40年余りにわたって書き続けてきた掌編小説を収録した作品集で、1971年3月15日に新潮文庫より刊行された。1話の長さは、短いもので2ページ程度、長いものでも10ページに満たない掌編小説が111編収録され、のち1989年改版から11編追加されて122編収録となった。なお川端の掌編小説の全総数は128編ほどになると言われている。翻訳版もレーン・ダンロップとJ・マーティン・ホルマン訳をはじめ各国で行われている。

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